DDR5 UDIMM/SODIMMモジュールのリリースの成功に続き、SSD/DRAMモジュールの国際大手メーカーである Apacerは、サーバー向けのDDR5 RDIMM産業用DRAMモジュールのデビューを発表できることを誇りに思っております。本製品は、次世代のデータセンターおよびサーバーアプリケーションを完全にサポートします。また、2022年第2四半期には、Intel Eagle Streamサーバープラットフォームと同時に発売される予定となっています。
Apacerは、DDR5製品の生産開始を目前に控え、業界リーダーとしての地位を確固たるものとし、その技術力を余すことなく証明しています。実際、DDR5 RDIMMモジュールの開発は特に複雑でした。本製品には、DDR5レジスタクロックドライバ、パワーマネージメントIC、温度センサー、SPDハブの4つの新コンポーネントが組み込まれています。また、効率と信頼性を向上させる2組の独立した40ビットサブチャネルを中心とした新しいチャネルアーキテクチャも特徴となっています。
現在、AIやエッジアプリケーションにおけるハイパフォーマンスコンピューティングの需要は、非常に圧倒的なものです。ApacerのDDR5 RDIMMモジュールは、これらのアプリケーションが求めるパフォーマンス、容量、消費電力、信頼性の向上を実現します。例えば、システムの電力負荷をより効率的に制御するための12V電源管理ICが搭載されています。これにより、シグナルインテグリティを向上させ、回路のノイズを削減することができます。また、2つの高精度温度センサーを採用し、すべての温度変化を正確に追跡することで、オーバーヒートのリスクを減らし、パフォーマンスを向上させます。また、オンダイECCとサイドバンドECCの両方で保護されているため、データ伝送にエンドツーエンドの保護を提供し、24時間365日稼動するデータセンターのRAS(信頼性、可用性、保守性)要件を満たしています。
ApacerのDDR5 RDIMM DRAMモジュールは、IntelのSapphire RapidsおよびAMDのZen4 Genoaプロセッサ用に設計されています。これらのモジュールは、4800MHzの周波数をサポートし、当初は16GBと32GBの容量で提供されます。また、Apacerの特許技術である硫化防止技術にも対応しています。これは、Apacerが2021年の約束である「付加価値を高め、コラボレーションを強化する」をいかに実践しているかを示す新たな例と言えます。