デジタルストレージソリューションの大手メーカーであるApacerは本日、「Make in India(インド生産)」の発展見通しに楽観的であり、インド現地の専門電子製造サービス(EMS)と提携したことを発表しました。インド製製品の最初のバッチは、今月中に量産・出荷される予定です。これによりApacerは、「Make in India(インド生産)」にフルレンジのDRAMモジュール製品を導入した最初の台湾メーカーとなりました。初期段階では、地元顧客のニーズに応えることを目指します。パートナーシップは、パーソナルコンピューターやワークステーションアプリケーションに加え、サーバー、産業用コンピューター、堅牢なデバイス、輸送システム、ネットワーク通信といった潜在的な成長分野もターゲットとしております。インド現地法人は市場開拓を続け、「Make in India(インド生産)」の範囲を広げ続けます。
ApacerのC. K. Chang社長は次のように述べています。「Apacerは2007年にインド子会社を設立し、デザインイン、技術サポート、現地顧客関係の維持を提供するなど、長年にわたり産業市場に深く関わってきました。長年にわたり、当社は優れたサービスの評判を得てまいりました。そして、インドは巨大な労働力を有しています。この労働力の潜在力は、まだ完全に解放されていません。Apacerは、インドの新興製造業大国のトップ層と永続的な関係を築くことを楽しみにしております。多くの国際メーカーの相次ぐ参入と発展により、生産経験は徐々に確立されてきました。これは、産業定住効果の高さを証明しています。インド政府は近年、、「Make in India(インド生産)」という国家ブランドイメージを積極的に構築しています。現地のインフラを最適化するだけでなく、台湾からの投資を誘致するための政策も数多く打ち出しています。Apacerは、多くの科学技術人材などのさまざまな要因も相まって、「Make in India(インド生産)」を推進することを選択しました。」
以前は、「Make in India(インド生産)」に対する国際的な印象はまちまちでしたが、Chang社長は、技術移転モデルを通じて、産業グレードの要件を満たすメモリモジュール製品と付加価値サービスを提供し、「Make in India(インド生産)」を高い評価を受けるブランドに変えられると確信しています。Chang社長はまた、近年、世界経済の発展傾向が急速に変化しており、Apacerはこの機会を利用して、パートナーや顧客との商業的なつながりを深め、業務効率を拡大していきたいと述べています。「現在、DRAMの生産能力は実現し納品されており、SSD製品の量産計画も進行中です。将来的には、インド現地での製造業のビジネスチャンスは発展し続け、Apacerの成長ドライバーの一つとなるでしょう。」